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昨日10月27日は「文字・活字文化の日」だったそうである。新聞や出版の人は、とかく本を読め読めとおっしゃるが、どうなんだろう。僕自身は本が好きだけれど、ときどき「本なんか読んだって仕方ないじゃないか」という感情がわき起こってくるのも、抑えられないんだ。
以下、本の欠点。 ●読まないとき、本は非常に邪魔である。 ●本には中毒性がある。面白い本はつい読み耽ってしまうが、そのとき肉体に溜まるダメージには相当なものがあるだろう。経済的損失も小さくはない(いや、これを「損失」と考えること自体、大間違いかも知れないが)。 ●前項と重複するが、本を読む行為は確実に体を衰弱させているのだ。よって、体を傷めてまで読む価値があるのかどうか、本選びには慎重を期する必要があるだろう。 要するに、本を読んで知識を溜め込んでもそれだけでは無駄なことであって、読んだらその分「動く」か「吐き出す」かしなければ、単に本に飲み込まれて終わりだ。このバランスがうまくとれていないとき、はじめに書いたような気持ち、「本なんか読んだって仕方ないじゃないか」が起こってくるような気がする。そうか、単に本を読む行為が偉いんじゃなくて、情報と対峙する態度を確立するために本が役立つということか。しかし、この21世紀、情報のパスは本だけでなく、様々だ。その相対的関係において、本の読まれ方というのも変わっていくだろうし、今まで想像もしなかったような新しい「本」が生まれてくる可能性もあるだろう。これからの時代、読書を人に勧める側は、そういったことも念頭に置いておく必要があると思う。おそらく、とても難しいことだけれども。
by gcsc
| 2005-10-28 03:05
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