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9月17日は、友人とともに(自分としては)相当いろんなものを「見聞」してきたので、ちょっとずつ報告しようと思う。
「谷岡ヤスジ展」。東京・三鷹で開催されている、漫画家・谷岡ヤスジさんの展覧会を見てきた。ニワトリのような謎の生物(?)が「アサー!」と叫んでいる漫画をご覧になったことはないだろうか。谷岡ヤスジさんは、流行語にもなったこのセリフ「アサー!」や「鼻血ブー」、代表作「メッタメタガキ道講座」で一世を風靡した漫画家だ。 その、時にはオゲレツなナンセンス・ギャグの世界とはうらはらに、デビュー直後の持ち込み時代に書かれたというメモには自作の分析や出版社・編集者に対する個別の対策などが事細かに記されている。また、人気絶頂時のスケジュール表は一年を通しての日付が横方向に書き込まれた巻物状の一種独特のもので、見てみると休日がほとんどない。身の引き締まる思いがした。 谷岡さんの漫画のセリフは、「バカタレ」が「バータヂ!」になったりするように、音韻をすり替えて、意味がギリギリ通るようになっている。日本語を破壊しているのだろうか、とも思ってしまうが、これはそれこそギリギリの遊びである。こうした壊れゼリフは、切羽詰まった心情のキャラクターから放たれるので、その勢いが心地よい。 感想としては、以上の点が心に残っている。なお、会場には谷岡さん執筆当時の「少年マガジン」が展示されており、横尾忠則さんの表紙デザインのものすごさ具合が(谷岡さんの漫画と直接関係はしないが)興味深かった。
by gcsc
| 2005-09-18 14:52
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