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「短歌☆週一」、言葉どほりに10月13日の時點で更新しましたが、自分で言ふのもなんですが今囘は(も?)出來が惡いです。枡野浩一さんと釋迢空さんを絡ませて書くのは、教科書レベルの知識しかない僕にとつてはやはり荷が勝ちすぎました。否定的なご意見でも構はないので、ご教示をいただきたいところです。
また、これを書いてゐる途中で枡野浩一さんの公式ブログ「こんなにもふざけたきょうがある以上」を拜見して、考へ込んでしまひました。arukaさんが書かれてゐる「外灯都市」といふブログの記事に對して、大層ご立腹のご樣子です。 arukaさんは、今ネット短歌が盛り下がりつつある、といふ意見をどこかで見て やっぱりな、ザマーミロ!と叫んでしまつたさうですが、たとへネット短歌が衰亡しつつあるにしても やっぱりな、ザマーミロ!と切り捨てるのではなくして、だつたらこの俺がネット短歌を盛り上げてやる、ぐらゐの氣概がなくてどうするのだ、と僕は思ひました。 ネット上で充實した短歌作品を發表してゐる方を、少なくとも僕は3人知つてゐますし(これは少なすぎるかな?)、僕なんか面倒臭くて參加する氣がしない「題詠blog2007」だつて今年もフル囘轉してゐるのですから、ネット短歌が盛り下がつてゐるとは一概に言へないと思ふし、どのやうな現象をもつてネット短歌の衰亡と捉へられたのかをarukaさんには説明していただきたかつたところです。 また かつての中井英夫のように優れた批評眼で膨大な作品のなかから優れた作者や作品を見出し、「これがいい」と紹介してくれる人っていないもんなんでしょうか。といふarukaさんの問ひに對して、僕は、少なくともそのやうな人の實例をお一方知つてゐます。自稱「石川啄木の生まれ變はり」にして「世界唯一のネット歌人」、黒田英雄氏です。 「塔」「短歌人」の2結社に所屬してゐる黒田氏は、その結社誌をなめるやうに讀み込み、「優れた批評眼で」秀歌を抽出、氏のブログ「黒田英雄の安輝素日記」上で紹介してゐます。 黒田氏が短歌界に對して持つてゐる嘆きはarukaさんと共通するものが見受けられ、ひよつとしたらarukaさんは既に黒田氏のことをご存知なのかも知れません。しかしあきらめや揶揄に堕することなく、情熱を持つて秀歌を探索する仕事を、40歳代に入つてから短歌を始められた「老人」の黒田氏(黒田さん、失禮をお許しください)に任せきりといふのも、情けない氣がします。 結局のところ、ネット短歌がたとへ盛り下がつていようとも、短歌を讀む人は讀むだらうし、詠む人は詠むだらう。それでいいのだと、僕は思ひます。つまらない作品を作らないやうにがんばることは、ネット短歌の興亡に關係なく、個々人でやつていかねばならないことだ、とも。
by gcsc
| 2007-10-14 16:53
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