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「カルマンの渦列」という現象をご存知だろうか? 流れが障害物に当たったときに、障害物後方に規則的に渦の列ができるという現象だ。言葉ではイメージしづらいと思うが、例えば小川のせせらぎに小枝が触れているようなところを思い浮かべてみてほしい。簡単なところでは、容器に水を張り、指を入れてゆっくり動かすことで実験できる。カルマンの渦列の珍しい写真が載っている本としては、「改訂版 流れの科学」(木村竜治さん著、東海大学出版会)や「カオスの自然学」(テオドール・シュベンク著、赤井敏夫さん訳、工作舎)がおすすめだ。
さて、なんで突然「カルマンの渦列」を持ち出したかというと、「これはブログ状況にちょっと似てるな」と思ったからだった。ある記事が出る。そこにトラックバックやコメントがとっついていく。同じ水の比喩を持ち出して、これを「波紋が広がっていくようだ」と言ってもいいとは思うが、「巻き込んでいき、やがて消え去る」イメージからは、渦の方がしっくりくるような気がする。 僕が学校で学んだ情報の話は、会話なり電話線なりといったパスがまず設定されていて、そこに雑音がどう絡むか、という話止まりだった(これさえ僕は理解したとは言い難いのだが)。つまり、「線」しか問題にされていなかったのである。しかしインターネットこのかた、情報のありようは確実に「面」へと次元を上げた(いや、もう「立体」になっているかも知れないが…僕には判断できない)。おそらく現在の情報論は、川の流れを見渡すようなものに変わってきていることだろう。 川隈に芥の流れ仮名なすを読まずひとへに眺めをるなり(拙歌)
by gcsc
| 2005-12-08 01:16
| くだらないアイデア
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